FAQ:共通


質問
回答
Things Cloud でのデバイスとは具体的にどのようなものですか? Things Cloud では内部的に論理的な「デバイス」情報を作成し、これを現実世界の通信可能な機器などと結び付けて管理しています。Things Cloud では一般的には通信可能な1機器(筐体)をデバイスとして管理します。デバイスは通常、複数のセンサーを持っています。

1つのデバイスには次のような情報を紐づけることができます。
 ・複数種類の計測値(センサー値)
 ・複数種類のアラーム(異常情報)
 ・複数種類のイベント(ログ的な情報)
 ・複数種類の制御情報(デバイスへの再起動命令など)
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 ・単一の日本語名
 ・単一の通信状態(動作中・通信断・メンテナンス中)
 ・単一のロケーション
 ・単一の接続情報(MAC-address, SIM情報等)
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特に決められたルールはありませんが、乗り物、工場内の機器など大掛かりなものでは、ユースケースによってデバイスを分けた方が管理上、可視化上、運用上便利な場合もあります。
グループとは何ですか? 複数のデバイスをグルーピングしたものをグループと呼んでいます。また、グループをさらにグループ化することもできます。Things Cloud の UI 上ではフォルダのマークで表されます。

たとえばトイレの使用状況を人感センサーで可視化するユースケースの場合、
 ・人感センサーの取り付けられた個室の集まりを「男子トイレ」「女子トイレ」としてグループ化
 ・「男子トイレ」「女子トイレ」をまとめた「5階トイレ」グループ
 ・「1階トイレ」~「10階トイレ」をまとめた「赤坂ビル」グループ
 ・「赤坂ビル」「大手町ビル」「竹橋ビル」をまとめた「東京地区」グループ

のような例が考えられます。
グループ直下のデバイス情報を可視化できる多数のウィジェットがあり、グループ内デバイス異常に関して通知先を設定する、ユーザーへのアクセス権限の許可対象として設定するなど、Things Cloud の機能利用対象として扱うことができます。
課金対象となるデバイスAPIとはどのようなものを指しますか? Things Cloud では、ブラウザから利用するUI(管理/コックピット/デバイス管理など)も裏で API を利用しています。デバイスAPIは、これ以外のすべてのAPIアクセスを指しています。

◆デバイスAPIの例
 ・デバイスからのAPI
 ・外部サーバーからの情報取得APIなど
 ・PC内のスクリプト/ツールからアクセスするAPI
デバイスAPIはどのくらい消費されるのですか? 実装により異なりますが、たとえばデバイスからセンサー値を Things Cloud にアップロードする場合、1 デバイスAPIを消費します。同時に送信する場合、複数のセンサー値を 1 API で送信することもできます。詳しくは、Things Cloud OpenAPI仕様のMeasurementsをご参照下さい。

他、アラーム情報のアップロードも 1 デバイスAPIとなります。
デバイス情報を取得したり、アラーム情報を取得する場合、1 API で複数件取得することができます。