Things Cloudへのアクセス方法

Things Cloud プラットフォームへは URL を介してアクセスします。

サポートされているブラウザ

このバージョンでサポートされているブラウザは次の通りです。

  • Microsoft Edge（Chromiumベースの最新版）
  • Mozilla Firefox（最新版の延長サポートリリース [1]）
  • Google Chrome [2]

[1] Mozilla Firefox 最新版の延長サポートリリースのみが明示的にサポートされています。潜在的な非互換性は、Things Cloud の定期メンテナンスプロセス中に解消されます。Mozilla Firefox コンシューマリリースは頻繁にアップグレードされるため、Things Cloud とMozilla Firefox の他のバージョンとの互換性は保証できません。

[2] Google Chrome のサポートは、Google Chrome バージョン 84 に基づいています。Google Chrome は頻繁にバージョンをアップグレードされるため、Things Cloud と Google Chrome の将来のバージョンとの互換性は完全に保証できません。潜在的な非互換性は、Things Cloud の定期メンテナンスプロセス中に解消されます。

最新のスマートフォンおよびタブレットの Web ブラウザもお使いいただけます。以下のモバイル Web ブラウザは、動作確認済みです。

  • Galaxy スマートフォンおよびタブレットの Android での Chrome（最新バージョン）
  • Apple iPhone および iPad の iOS での Safari（最新バージョン）
備考

モバイルデバイス上での Things Cloud は制約される場合があります。制限としては、次のようなものが考えられます。

  • 使用量は、デバイス上で利用可能なメモリや処理能力により制限される場合があります。
    例えば、大量のデータポイントを伴うグラフを読み込むと、モバイルデバイスの応答が鈍くなる場合があります。
  • ブラウザのプライベートモードを使用すると、正常に動作しない場合があります。
  • ストリーミング分析アプリケーション（オプションのコンポーネント）は、モバイル／タッチデバイスをサポートしていません。

URL

自身の Things Cloud テナント用アプリケーションにアクセスしたい場合、次のURLを使用します。

https://<tenant-domain>.je1.thingscloud.ntt.com/

これにより、デフォルトアプリケーションのログイン画面が表示されます。テナント ID とテナントドメインの理解を深めたい場合は、Things Cloud OpenAPI仕様の Tenants を参照してください。

備考
上記の URL は、Things Cloud 標準テナント（サブテナント） をサブスクライブした顧客に対してのみ有効です。Things Cloudのエンタープライズテナント（親テナント）をデプロイした場合、組織固有の URL となります。
重要
ブラウザのアドレスバーに錠アイコンが表示されていることをご確認ください。錠アイコンは、セキュア接続を使用して実際に Things Cloud へ接続していることを意味します。

Things Cloud へのログイン方法

ログイン画面で、ユーザー名（大文字と小文字を区別）とパスワードを入力します。

Things Cloud プラットフォームのパブリッククラウド インスタンスのいずれかを使用して初めてログインすると、下部に Cookie バナーが表示されます。

Login prompt
備考
Cookie バナーは、Things Cloud パブリッククラウド インスタンスではデフォルトで有効になっています。オンプレミス インスタンスの場合、この機能は構成できます。詳細は、エンタープライズテナント（親テナント） > プラットフォームのカスタマイズ > ブランディング を参照してください。
  • 同意して続行 ：デフォルトの Cookie 設定を受け入れます（必須および機能 Cookie が有効）。
  • すべて拒否 ：デフォルトのクッキー設定をすべて拒否します。
  • 設定 ：個別の Cookie 設定を選択します。
    • 必須 ：サイトの基本機能を有効にするために必要です。これらは、サイトの機能が実現できないタスクや操作を実行します。必須 Cookie は無効にすることはできません。
    • 機能 ：サイトの使用状況を追跡し、使いやすさとパフォーマンスを測定、改善するために個人データを処理します。機能 Cookie は積極的に有効にする必要があります。
備考
機能 Cookie を有効にしている場合、後で ユーザー設定 ダイアログボックスから製品エクスペリエンスの追跡をオプトアウトできます。詳細は、ユーザーオプションと設定 を参照してください。

パスワードを記憶する にチェックを入れると、ブラウザが認証情報を記憶します。これにより、次回からユーザー名とパスワードを入力しなくてもアプリケーションが開くようになります。複数の Things Cloud アプリケーション間を頻繁に移動する場合、アプリケーションを起動する都度、Things Cloud が認証を要求しますので、こうしておくと便利です。明示的にログアウトすることにより、あなたの認証情報をブラウザから「消去」させることができます。

次に、ログイン をクリックして、Things Cloud プラットフォームに入ります。最初に、コックピット アプリケーションが表示されます (別の設定がされていない場合)。

コックピットのホームページ

ログアウトするには、トップバーの右側にある ユーザー ボタンをクリックし、メニューより ログアウト を選択してください。

備考
ユーザーがロックされるまでのログイン失敗の最大回数（無効な認証情報による）は、プラットフォームレベルで マネジメントテナント で設定できます。詳細は、運用チームにお問い合わせください。デフォルト値は 100 です。

パスワードのリセット方法

  1. ログイン画面で パスワードをお忘れですか？ のリンクをクリックします。
  2. 表示される画面でメールアドレスを入力し、パスワードをリセット をクリックします。
  3. パスワードをリセットするためのリンクがメールで届きますので、これを確認します。
  4. リンクをクリックして、新しいパスワードを入力します。
備考
  • パスワードリセット用リンクの有効期間は 1日です。
  • 自動パスワードリセットは、Things Cloud ユーザー情報にメールアドレスが保存されている場合に限りお使いいただけます。パスワードをリセットできない旨の警告を受けた場合、入力したメールアドレスが Things Cloud ユーザー情報に保存されているものと異なっているか、または Things Cloud ユーザー情報にメールアドレスが保存されていません。いずれの場合も、所属組織の Things Cloud 管理者にお問い合わせください。管理者はあなたのパスワードをリセットすることができます。

ご自身が Things Cloud 管理者である場合、Things Cloud に初めて登録する際に使用するメールアドレスが自動的にユーザー情報に保存されます。ご不明点があれば、製品サポート へお問い合わせください。

URLを使用してアクセスする方法

Things Cloud アプリケーション内では、それぞれの URL を使用して任意の場所に直接移動することができます。例えば、あるデバイスの基本情報を表示させたい場合、以下の URL を入力すると表示されます。

https://<tenant-domain>.je1.thingscloud.ntt.com/apps/devicemanagement/index.html#/device/<id>/info

URL を使用して、次の操作を実行できます。

  • 特定のデバイスまたはページ向けにブックマークを保存
  • リアルタイム イベントエンジンを使用して、デバイスまたはセンサーデータへのリンクを含むメールを手動または自動で送信
  • ブラウザのナビゲーションの「戻る」「進む」を使用
  • Things Cloud アプリケーションに含まれる情報に直接連動する独自の Web アプリケーションを記述