MQTT静的テンプレート

デバイス統合を容易にするため、Things Cloud では、クライアントが独自のテンプレートを作成する必要なく利用できる多数の静的テンプレートがすでにサポートされています。これらのテンプレートは、デバイス管理の目的で最もよく使われるメッセージに焦点を当てています。

以下に示すテンプレートを利用するには、メッセージをトピック s/us(発行内容の一時処理の場合は t/us、静的処理の場合は q/us、CEP処理の場合は c/us)に発行する必要があります。詳細は処理モードを参照してください。

静的テンプレートでオペレーションを受信するには、トピック s/ds をサブスクライブする必要があります。

テンプレート クイックリファレンス

各テンプレートの詳細を表示するには、以下のコマンドをクリックしてください。 パラメータが角括弧で囲まれている場合、そのパラメータは任意です。

インベントリ テンプレート

メジャーメント テンプレート

アラーム テンプレート

イベント テンプレート

オペレーション テンプレート

クライアントは s/ds をサブスクライブすることで、以下のテンプレートを受信できます。

インベントリ テンプレート

  • [106,child1,child2,…](#106)
  • [124,id](#124)

オペレーション テンプレート

  • [510,serial (再起動)](#510)
  • [511,serial,commandToExecute](#511)
  • [513,serial,configurationText](#513)
  • [515,serial,firmwareToBeInstalled,version,url](#515)
  • [516,serial,softwareToBeInstalled1,version1,url1,sw2,ver2,url2,...](#516)
  • [517,serial,measurementToBeSent](#517)
  • [518,serial,relayStatusToBeSet [OPEN/CLOSED]](#518)
  • [519,serial,relay1Status,relay2Status,...](#519)
  • [520,serial (現在の構成をアップロード)](#520)
  • [521,serial,url (構成のダウンロード)](#521)
  • [522,serial,logFileToBeSend,start,stop,searchText,maxLines](#522)
  • [523,serial,communicationMode (SMS/IP)](#523)
  • [524,serial,url,configType](#524)
  • [525,serial,currentFirmwareName,version,url,dependency](#525)
  • [526,serial,configType](#526)
  • [527,serial,firmwareMarker,name,version,url,isPatch,dependency,softwareMarker,name,version,url,action,configurationMarker,url,type](#527)
  • [528,serial,softwareToBeUpdated1,version1,url1,action1,sw2,ver2,url2,action2,...](#528)
  • [529,serial,softwareToBeUpdated1,version1,type1,url1,action1,sw2,ver2,type2,url2,action2,...](#529)
  • [530,serial,hostname,port,connectionKey](#530)

デバイスの自動作成

静的テンプレート用のトピックは、デバイスの自動作成をサポートしています。MQTT ClientIDに紐づく子が存在しない場合にデータを送信すると、Things Cloud は自動的にそのMQTT ClientIDのデバイスを作成します。ご自身でデバイスを作成したい場合、最初のメッセージはデバイス作成である必要があります。この場合、Things Cloud はテンプレートからデバイスを作成します。

デバイスの自動作成は、第1階層の子デバイスにも対応しています。より深い階層の子デバイスについては、配置先の親デバイスの配下の子デバイスのトピックに、子デバイス作成用テンプレートを送信する必要があります。

任意パラメータの扱い

パラメータが必須でない場合、クライアントはその箇所に空文字列を送信できます。

100,,myType

末尾のカンマは不要です。下記の2行は同じメッセージとなります。

100,,
100

発行用テンプレート

以下のテンプレートは、s/us および t/us のトピックでデータ発行に利用できます。t/ トピック(一時処理データ)については処理モードを参照してください。

インベントリ テンプレート (1xx)

デバイス作成 (100)

インベントリ内にまだ存在しないシリアル番号の新しいデバイスを作成します。タイプが c8y_Serial の外部IDと、MQTT clientIdを値としたデバイス識別子が作成されます。

位置 パラメータ 必須 デフォルト値
1 デバイス名 NO String MQTT Device <serialNumber>
2 デバイスタイプ NO String c8y_MQTTDevice

100,myDevice,myType
子デバイス作成 (101)

現在のデバイスの子デバイスを新規作成します。作成されたオブジェクトは子デバイスとして追加されます。また、子デバイスにも c8y_Serial タイプの外部IDが登録され、値はルートデバイスのシリアルとユニークな子IDの組み合わせとなります。

位置 パラメータ 必須 デフォルト値
1 ユニーク子ID YES String  
2 デバイス名 NO String MQTT Device <serialNumber>
3 デバイスタイプ NO String c8y_MQTTChildDevice

101,uniqueChildId,myChildDevice,myChildType
サービス作成 (102)

指定したデバイスに新しいソフトウェアサービスを作成します。

位置 パラメータ 必須
1 サービス一意外部ID YES String
2 サービス種別 YES String
3 サービス名 YES String
4 サービスステータス YES String

102,myDatabaseDevice,systemd,DatabaseService,up
サービスステータス更新 (104)

指定したソフトウェアサービスのステータスを設定します。

位置 パラメータ 必須
1 サービスステータス YES String

104,up
子デバイス取得 (105)

デバイスの子デバイスを送信するトリガーを発行します。

105
デバイスのフラグメント削除 (107)

デバイスから1つ以上のフラグメントを削除します。

位置 パラメータ 必須
1… フラグメント名 YES String

107,c8y_Position,c8y_Configuration
ハードウェア設定 (110)

デバイスのハードウェア情報を更新します。

位置 パラメータ 必須
1 シリアル番号 NO String
2 モデル NO String
3 リビジョン NO String

110,1234567890,myModel,1.2.3
モバイル設定 (111)

デバイスのモバイル情報を更新します。

位置 パラメータ 必須
1 imei NO String
2 iccid NO String
3 imsi NO String
4 mcc NO String
5 mnc NO String
6 lac NO String
7 cellId NO String

111,1234567890,,54353
位置情報設定 (112)

デバイスの位置情報を更新します。

位置 パラメータ 必須
1 緯度 NO Number
2 経度 NO Number
3 高度 NO Number
4 精度 NO Integer

112,50.323423,6.423423
構成設定 (113)

デバイスの設定プロパティを更新します。

位置 パラメータ 必須
1 構成 NO String

113,"val1=1\nval2=2"
サポートオペレーション設定 (114)

デバイスがサポートするオペレーションを設定します。

位置 パラメータ 必須
1… サポートオペレーションリスト NO String

114,c8y_Restart,c8y_Configuration,c8y_SoftwareList
備考
サポートオペレーションから項目を削除したい場合は、更新後のリストで新たに114リクエストを送信してください。たとえば、114, c8y_Restart,c8y_Configurationc8y_SoftwareList をリストから削除できます。
ファームウェア設定 (115)

デバイスにインストールされているファームウェアを設定します。

位置 パラメータ 必須
1 名前 NO String
2 バージョン NO String
3 URL NO String

115,firmwareName,firmwareVersion,firmwareUrl
ソフトウェアリスト設定 (116)

デバイスにインストールされているソフトウェアのリストを設定します。

位置 パラメータ 必須
1… ソフトウェアごとに3値のリスト NO (n/a)
1.1 名前 NO String
1.2 バージョン NO String
1.3 URL NO String

116,software1,version1,url1,software2,,url2,software3,version3
必要可用性の設定 (117)

可用性監視用の必要なインターバル(分単位の整数値)を設定します。 詳細は デバイス可用性c8y_RequiredAvailability を参照してください。 この値は既存でない場合のみ設定されます。UI等で入力された値は上書きされません。

位置 パラメータ 必須
1 必要インターバル NO Integer

117,60
サポートログ設定 (118)

デバイスがサポートするログを設定します。

位置 パラメータ 必須
1… サポートログリスト NO String

118,ntcagent,dmesg,logread
サポート構成設定 (119)

デバイスがサポートする構成を設定します。

位置 パラメータ 必須
1… サポート構成リスト NO String

119,modbus,system
現在インストール済み構成の設定 (120)

デバイスの現在インストール済み構成を設定します。

位置 パラメータ 必須 デフォルト値
1 構成種別 YES String  
2 構成ファイルダウンロードURL YES String  
3 ファイル名 NO String 構成種別
4 適用日時 NO Date 現在日時

120,myType,http://www.my.url,config.bin,2020-07-22T17:03:14.000+02:00
適用中のデバイスプロファイル設定 (121)

適用中のデバイスプロファイルを設定します。

位置 パラメータ 必須 デフォルト値
1 実行されたプロファイル YES String  
2 プロファイルID NO String 最も古いEXECUTINGデバイスプロファイルオペレーションのID

121,true,8473
デバイスエージェント情報設定 (122)

デバイス上で稼働しているエージェントの情報を提供します。

位置 パラメータ 必須 デフォルト値
1 エージェント名 YES String
2 エージェントバージョン YES String
3 エージェントURL NO String
4 エージェントのメンテナ YES String

122,thin-edge.io,0.6,https://thin-edge.io,Cumulocity
ハートビート送信 (125)

デバイスからハートビートを送信し、可用性ステータスを更新します。

125
高度なソフトウェアリスト設定 (140)

デバイスにインストールされている高度なソフトウェアのリストを設定します。既存リストは上書きされます。

位置 パラメータ 必須 デフォルト値
1 ソフトウェア名 YES String
2 バージョン YES String
3 タイプ NO String
4 URL NO String

140,docker,3.2.1,systemd,https://www.docker.com/,nginx,1.6,container,https://www.nginx.com/
デバイスのマネージドオブジェクトIDの取得 (123)

デバイスのマネージドオブジェクトIDを取得します。

123
高度なソフトウェア項目の追加 (141)

既存の高度なソフトウェアリストに項目を追加します。

位置 パラメータ 必須 デフォルト値
1 ソフトウェア名 YES String
2 バージョン YES String
3 タイプ NO String
4 URL NO String

141,docker,3.2.1,systemd,https://www.docker.com/,nginx,1.6,container,https://www.nginx.com/
高度なソフトウェア項目の削除 (142)

既存の高度なソフトウェアリストから項目を削除します。

位置 パラメータ 必須 デフォルト値
1 ソフトウェア名 YES String
2 バージョン YES String

142,docker,3.2.1,nginx,1.6
サポートソフトウェアタイプ設定 (143)

デバイスがサポートするソフトウェアタイプを設定します。空要素は無視されます。空リストはc8y_SupportedSoftwareTypesフラグメントを完全に削除します。

位置 パラメータ 必須
1… サポートソフトウェアタイプリスト NO String

143,yum,docker
クラウドリモートアクセスプロトコルの設定 (150)

デバイスがサポートするクラウドリモートアクセスプロトコルのリストを設定します。値は SSH,TELNET,VNC,PASSTHROUGH が利用可能です。空要素は無視されます。空リストは c8y_RemoteAccessSupportedProtocols フラグメントを完全に削除します。

位置 パラメータ 必須
1… サポートプロトコルリスト NO String

150,ssh,vnc

メジャーメントテンプレート (2xx)

カスタムメジャーメントの作成 (200)

特定のフラグメントとシリーズでメジャーメントを作成します。

位置 パラメータ 必須 タイプ デフォルト値
1 fragment はい String  
2 series はい String  
3 value はい Number  
4 unit いいえ String  
5 time いいえ Date 現在のサーバー時刻

200,c8y_Temperature,T,25
複数のフラグメントおよびシリーズによるカスタム測定の作成 (201)

複数のフラグメントおよびシリーズで測定を作成します。

位置 パラメータ 必須 タイプ デフォルト値
1 type はい String  
2 time いいえ Date  
3 List of 4 values per fragment-series combination はい (n/a)  
3.1 fragment はい String  
3.2 series はい String  
3.3 value はい Number  
3.4 unit いいえ String  

201,KamstrupA220Reading,2022-03-19T12:03:27.845Z,c8y_SinglePhaseEnergyMeasurement,A+:1,1234,kWh,c8y_SinglePhaseEnergyMeasurement,A-:1,2345,kWh,c8y_ThreePhaseEnergyMeasurement,A+:1,123,kWh,c8y_ThreePhaseEnergyMeasurement,A+:2,234,kWh,c8y_ThreePhaseEnergyMeasurement,A+:3,345,kWh
信号強度メジャーメントの作成 (210)

c8y_SignalStrength タイプのメジャーメントを作成します。

位置 パラメータ 必須 タイプ デフォルト値
1 rssi value 2が未設定なら、はい Number  
2 ber value 1が未設定なら、はい Number  
3 time いいえ Date 現在のサーバー時刻

210,-90,23,2016-06-22T17:03:14.000+02:00
温度メジャーメントの作成 (211)

c8y_TemperatureMeasurement タイプのメジャーメントを作成します。

位置 パラメータ 必須 タイプ デフォルト値
1 temperature value はい Number  
2 time いいえ Date 現在のサーバー時刻

211,25,2016-06-22T17:03:14.000+02:00
バッテリーメジャーメントの作成 (212)

c8y_Battery タイプのメジャーメントを作成します。

位置 パラメータ 必須 タイプ デフォルト値
1 battery value はい Number  
2 time いいえ Date 現在のサーバー時刻

212,95,2016-06-22T17:03:14.000+02:00

アラームテンプレート (3xx)

クリティカルアラームの作成 (301)

クリティカルアラームを作成します。

位置 パラメータ 必須 タイプ デフォルト値
1 type はい String  
2 text いいえ String alarmType型のアラームが発生
3 time いいえ Date 現在のサーバー時刻

301,c8y_TemperatureAlarm
メジャーアラームの作成 (302)

メジャーアラームを作成します。

位置 パラメータ 必須 タイプ デフォルト値
1 type はい String  
2 text いいえ String alarmType型のアラームが発生
3 time いいえ Date 現在のサーバー時刻

302,c8y_TemperatureAlarm,"This is an alarm"
マイナーアラームの作成 (303)

マイナーアラームを作成します。

位置 パラメータ 必須 タイプ デフォルト値
1 type はい String  
2 text いいえ String alarmType型のアラームが発生
3 time いいえ Date 現在のサーバー時刻

303,c8y_TemperatureAlarm
警告アラームの作成 (304)

警告アラームを作成します。

位置 パラメータ 必須 タイプ デフォルト値
1 type はい String  
2 text いいえ String alarmType型のアラームが発生
3 time いいえ Date 現在のサーバー時刻

304,c8y_TemperatureAlarm,,2013-06-22T17:03:14.000+02:00
既存アラームの重大度の更新 (305)

既存のアラームの重大度を変更します。

位置 パラメータ 必須 タイプ
1 type はい String
2 severity はい String

305,c8y_TemperatureAlarm,CRITICAL
既存アラームをクリアする (306)

既存アラームをクリアします。

位置 パラメータ 必須 タイプ
1 type はい String

306,c8y_TemperatureAlarm
アラームのフラグメント削除 (307)

特定タイプのアラームのフラグメントを1つ以上削除します。

位置 パラメータ 必須 タイプ
1 alarmType はい String
2… fragmentName はい String

307,c8y_TemperatureAlarm,c8y_Position,c8y_Configuration

イベントテンプレート (4xx)

基本イベントの作成 (400)

指定されたタイプとテキストのイベントを作成します。

位置 パラメータ 必須 タイプ デフォルト値
1 type はい String  
2 text はい String  
3 time いいえ Date 現在のサーバー時刻

400,c8y_MyEvent,"Something was triggered"
位置更新イベントの作成 (401)

c8y_Positionを含む一般的な位置情報更新イベントを作成します。

位置 パラメータ 必須 タイプ デフォルト値
1 latitude いいえ Number  
2 longitude いいえ Number  
3 altitude いいえ Number  
4 accuracy いいえ Number  
5 time いいえ Date 現在のサーバー時刻

401,51.151977,6.95173,67
デバイス更新を伴う位置更新イベントの作成 (402)

c8y_Position を含む一般的な位置情報更新イベントを作成します。さらに、デバイスは同じ c8y_Position フラグメントで更新されます。

位置 パラメータ 必須 タイプ デフォルト値
1 latitude いいえ Number  
2 longitude いいえ Number  
3 altitude いいえ Number  
4 accuracy いいえ Number  
5 time いいえ Date 現在のサーバー時刻

402,51.151977,6.95173,67
イベントのフラグメント削除 (407)

特定のタイプのイベントから1つ以上のフラグメントを削除します。

位置 パラメータ 必須 タイプ
1 eventType はい String
2… fragmentName いいえ String

407,c8y_MyEvent,c8y_Position,c8y_Configuration

オペレーションテンプレート (5xx)

PENDINGオペレーションの取得 (500)

エージェントに対するすべてのPENDINGオペレーションの送信をトリガーします。

500
オペレーションをEXECUTINGに設定 (501)

指定されたフラグメントの最も古いPENDINGオペレーションをEXECUTINGに設定します。

位置 パラメータ 必須 タイプ
1 fragment はい String

501,c8y_Restart
オペレーションをFAILEDに設定 (502)

指定されたフラグメントの最も古いEXECUTINGオペレーションをFAILEDに設定します。

位置 パラメータ 必須 タイプ
1 fragment はい String
2 failureReason いいえ String

502,c8y_Restart,"Could not restart"
オペレーションをSUCCESSFULに設定 (503)

指定されたフラグメントの最も古いEXECUTINGオペレーションをSUCCESSFULに設定します。

デバイスはフラグメントとして送信されたオペレーションのタイプに基づいて、追加のステップをトリガーする追加パラメータを送信できます(オペレーションの更新のセクション参照)。

位置 パラメータ 必須 タイプ
1 fragment はい String
2… parameters いいえ String

503,c8y_Restart
オペレーションをEXECUTINGに設定 (504)

指定されたIDのオペレーションにEXECUTINGを設定します。オベレーションが存在し、要求元のデバイスをソースとして持つ必要があります。

位置 パラメータ 必須 タイプ
1 operationId はい String

504,123
オペレーションをFAILEDに設定 (505)

指定されたIDのオペレーションにFAILEDを設定します。オベレーションが存在し、要求元のデバイスをソースとして持つ必要があります。

位置 パラメータ 必須 タイプ
1 operationId はい String
2 failureReason いいえ String

505,123,"Could not restart"
オペレーションをSUCCESSFULに設定 (506)

指定されたIDのオペレーションにSUCCESSFULを設定します。オベレーションが存在し、要求元のデバイスをソースとして持つ必要があります。

オペレーションのタイプに基づいて、追加のステップのトリガーとなる追加パラメータをデバイスに送信できるようになります(オペレーションの更新に関するセクションを参照)。

位置 パラメータ 必須 タイプ
1 operationId はい String
2… parameters いいえ String

506,123
EXECUTINGオペレーションをFAILEDに設定 (507)

指定されたフラグメントを持つEXECUTINGオペレーションをFAILEDに設定します。 フラグメントパラメータが空の場合、すべてのEXECUTINGオペレーションがFAILEDに設定されます。

位置 パラメータ 必須 タイプ
1 fragment いいえ String
2 failureReason いいえ String

507,c8y_Restart,"Unexpected device restart"

サブスクライブテンプレート

インベントリテンプレート (1xx)

子デバイスの取得 (106)

デバイスのすべての子デバイスをリストします。

位置 パラメータ タイプ
1… child String

106,child1,child2,child3
デバイス管理オブジェクトIDの取得 (124)

デバイス管理オブジェクトID を取得します。

位置 パラメータ タイプ
1 id String

124,12345

オペレーションテンプレート (5xx)

すべてのオペレーション応答は同じ基本構造を持ち、messageIdから始まり、その後にオペレーションを処理するルートデバイスまたは子デバイスのIDが続きます。

再起動 (510)

デバイスを再起動します。

510,DeviceSerial
コマンド (511)

オペレーションで送信されるコマンドを実行します。

位置 パラメータ タイプ
1 Command text String

511,DeviceSerial,execute this
構成 (513)

オペレーションで送信される構成を設定します。

位置 パラメータ タイプ
1 configuration String

513,DeviceSerial,"val1=1\nval2=2"
ファームウェア (515)

URLからファームウェアをインストールします。

位置 パラメータ タイプ
1 firmware name String
2 firmware version String
3 URL String

515,DeviceSerial,myFirmware,1.0,http://www.my.url
ソフトウェアリスト (516)

オペレーションで送信されたソフトウェアをインストールします。

位置 パラメータ タイプ
1… 下記の 3 values(ソフトウェア毎)配列 (n/a)
1.1 name String
1.2 version String
1.3 URL String

516,DeviceSerial,softwareA,1.0,url1,softwareB,2.0,url2
メジャーメント要求オペレーション (517)

リクエスト名で指定されたメジャーメントを送信します。

位置 パラメータ タイプ
1 request name String

517,DeviceSerial,LOGA
リレー (518)

リレーを開閉します。

位置 パラメータ タイプ
1 Relay state String

518,DeviceSerial,OPEN
リレーリスト (519)

リスト内のリレーを開閉します。

位置 パラメータ タイプ
1… relay state String

519,DeviceSerial,OPEN,CLOSE,CLOSE,OPEN
構成ファイルのアップロード (520)

現在の構成は Things Cloud からデバイスにアップロードされます。

520,DeviceSerial
構成ファイルのダウンロード (521)

URLから構成ファイルをダウンロードします。

位置 パラメータ タイプ
1 URL String

521,DeviceSerial,http://www.my.url
ログファイルの要求 (522)

指定したパラメーターのログファイルをアップロードします。

位置 パラメータ タイプ
1 Log file name String
2 Start date Date
3 End date Date
4 Search text String
5 Maximum lines Integer

522,DeviceSerial,logfileA,2013-06-22T17:03:14.000+02:00,2013-06-22T18:03:14.000+02:00,ERROR,1000
通信モード (523)

通信モードを変更します。

位置 パラメータ タイプ
1 mode String

523,DeviceSerial,SMS
タイプで構成ファイルのダウンロード (524)

タイプ の URL から構成ファイルをダウンロードします。

位置 パラメータ タイプ
1 URL String
2 configuration type String

524,DeviceSerial,http://www.my.url,type
パッチからのファームウェア (525)

パッチからファームウェアをインストールします。

位置 パラメータ タイプ
1 firmware name String
2 firmware version String
3 URL String
4 dependency String

525,DeviceSerial,firmwareName,1.0,http://www.my.url,dependency
タイプで構成ファイルのアップロード (526)

設定は Things Cloud からタイプでデバイスにアップロードされます。

位置 パラメータ タイプ
1 configuration type String

526,DeviceSerial,type
デバイスプロファイルの設定 (527)

デバイスプロファイルを設定します。

位置 パラメータ タイプ
1 firmware marker (n/a)
1… 5 values of firmware (n/a)
1.1 firmware name String
1.2 firmware version String
1.3 firmware URL String
1.4 firmware isPatch String
1.5 firmware dependency String
2 software marker (n/a)
2… 下記の 4 values(ソフトウェア毎)配列 (n/a)
2.1 software name String
2.2 software version String
2.3 software URL String
2.4 software action String
3 configuration marker (n/a)
3… 下記の 2 values(構成毎)配列 (n/a)
3.1 configuration URL String
3.2 configuration type String

527,DeviceSerial,$FW,firmwareName,1.0,http://www.my.url,true,dependency,$SW,softwareA,1.0,http://www.my.url1,action1,softwareB,2.0,http://www.my.url2,action2,$CONF,http://www.my.url1,type1,http://www.my.url2,type2
ソフトウェアの更新 (528)

デバイスにインストールされているソフトウェアを更新します。

位置 パラメータ タイプ
1… 下記の 4 values(ソフトウェア毎)配列 (n/a)
1.1 name String
1.2 version String
1.3 URL String
1.4 action String

528,DeviceSerial,softwareA,1.0,url1,install,softwareB,2.0,url2,install
備考

アクションは install または delete のいずれかです。

install アクションを受信すると、デバイスエージェントはインストールが完了した後、そのソフトウェアがデバイスの c8y_SoftwareList フラグメントに表示されるようにします。また、エージェントは以前のバージョンのソフトウェアがあるかどうかを判断し、新しいバージョンと置き換えることで、更新します。

delete アクションを受信すると、デバイスエージェントは、ソフトウェア更新オペレーションが完了した後、そのソフトウェアがデバイスのc8y_SoftwareList フラグメントに表示されないようにします。

高度なソフトウェアの更新 (529)

デバイスにインストールされているソフトウェアを更新します。

位置 パラメータ タイプ
1… 下記の 5 values(ソフトウェア毎)配列 (n/a)
1.1 name String
1.2 version String
1.3 type String
1.4 URL String
1.5 action to be performed String

529,DeviceSerial,softwareA,1.0,url1,install,softwareB,2.0,url2,install
クラウドリモートアクセス接続 (530)

リモート アクセス デバイス エージェントによるトンネリングを確立します。

位置 パラメータ タイプ
1 hostname String
2 port Integer
3 connection key String

530,DeviceSerial,10.0.0.67,22,eb5e9d13-1caa-486b-bdda-130ca0d87df8

オペレーションの更新

テンプレートを使用してオペレーションをSUCCESSFUL状態に設定すると、サーバーで追加の呼び出しをトリガーする追加のパラメータの送信がサポートされます。次の表に、この機能をサポートするオペレーションと、パラメータを使用して実行されるオペレーションを示します。

フラグメント パラメータ トリガーされるアクション
c8y_Command result 結果がオペレーションに追加されます
c8y_RelayArray relay states デバイスオブジェクトはステータスで更新されます
c8y_CommunicationMode no parameter needed デバイスオブジェクトはモードで更新されますす
c8y_LogfileRequest file url ファイルのURLがオペレーションに追加されます
c8y_DownloadConfigFile (optional) timestamp デバイス オブジェクトは、構成ダンプの ID とタイムスタンプ (またはサーバー時刻) で更新されます