OpenBlocks IoT EX1
製品概要
OpenBlocks IoT EX1はBTやWLANに加え、センサー等接続用のRS-232C/RS-485や有線インターネット接続のためのEthernetポートや、オプションにてLTE/3G や地域BWA、Wi-SUN、EnOceanも追加可能な多様なインターフェースを持つIoTゲートウェイです。
詳細は メーカーWebサイト をご覧ください。
Things Cloudとの接続方法
OpenBlocks IoT EX1にプリインストールされている Node-RED というソフトウェアを利用して接続します。
免責事項
本節で紹介するNode-REDサンプルフロー(以下、本サンプルフローと記載)はNode-REDによるThings Cloud接続方法の一例です。 本サンプルフローに対する動作保証は行いません。 また、本サンプルフローの利用に伴う一切の責任については利用者が負うものとします。
前提条件
- OpenBlocks IoT EX1が起動していること
- OpenBlocks IoT EX1のWebGUIにログインし、以下の設定を終えていること
- インターネット接続が可能になっていること
- Node-REDが起動していること
OpenBlocks自体の設定やNode-REDの起動方法については、メーカーによるドキュメントを参照してください。
サンプルフローでできること
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OpenBlocks IoT EX1をクラウドにデバイス登録し、定期的な疎通確認を行うことができる。
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OpenBlocks IoT EX1のCPU使用率、メモリー使用率をクラウドにアップロードすることができる。
サンプルフローのインストール
以下のURLからサンプルフローファイルをダウンロードします。 01~04までの4つの.jsonファイルが含まれていることを確認してください。
OpenBlocks IoT EX1 上のNode-REDエディタにWebブラウザからアクセスします。
右上のハンバーガーメニューから “Import” -> “Clipboard” を選択し、テキスト入力ウインドウを開きます。 ダウンロードしたサンプルフローファイルの中から01番の.jsonファイルをテキストエディタで開き、テキストを全てコピーします。 コピーしたテキストをテキスト入力ウインドウにペーストして “Import” を押下するとフローがNode-REDエディタに読み込まれます。
同様に他のフローもNode-REDエディタに読み込みます。
Node-REDエディタの右上にある “+” マークを押下し、新しいタブを作成して次のフローを読み込みます。 02番~04番のフローを読み込んでください。
フローを全て読み込んだら01番のフロー(「初期設定用フロー」のコメントノードがあるフロー)のタブに移動し、「変数設定(接続先URL/シリアル)」ノードをクリックします。 ここで接続先となるThings CloudのURLおよび機器のシリアルID(任意のIDで可)を入力し、右上の “Done” のボタンを押下します。
“Deploy” を押下してフローを起動します。 右の “debug” ウインドウに「ユーザー設定ファイルが存在しません」というエラーメッセージが出ますので、01番のフローの「初回必須」のInjectノードのボタンを押下します。 これでThings Cloudに対してデバイス認証情報リクエストを繰り返すようになりますので、Things Cloudの画面でデバイス登録を行います。
Things Cloudでのデバイス登録
Things Cloud のページをWebブラウザで開き、「登録」ページに移動してください。 「デバイスID」の欄にNode-REDエディタの「変数設定(接続先URL/シリアル)」で入力したシリアルIDを入力し、「デバイスを登録」を押下してください。
デバイスからデバイス認証情報リクエストが届きますので、「承認」ボタンを押下してください。
「承認」ボタンを押下するとデバイスが登録されます。 「すべてのデバイス」を押下すると標準で「OpenBlocks IoT EX1(<シリアルID>)」という名前のデバイスが表示されます。 デバイスの名前は「情報」タブで編集できます。
また、サンプルフローを全てインストールしている場合はOpenBlocks IoT EX1のCPU/メモリーの利用状況をメジャーメントとして送信されます。 「メジャーメント」タブに遷移するとその値を確認することができます。
FAQ
- Node-REDエディタにアクセスできない
- OpenBlocks IoT EX1 ドキュメント を参照の上、Node-REDの利用設定が正しく行われているか確認してください。
- 「システム」>「フィルター」>「フィルター解放設定」の項目で、「再起動後もフィルタ解放設定を有効にする」にチェックが入っているかご確認ください。