Maestro E228

概要

当セッションでは、Maestro E228(LTEルータ)の機能の概要と、Maestro E228 を Things Cloud へ接続する方法を説明いたします。

E228 の概要

E228 image

インタフェース モバイル LTE (バンド 1 (2,100 MHz)、19 (800 MHz)、21 (1,500 MHz))
通信 LAN / WAN / Wi-Fi / RS-485
デジタル Digital input / output x 2
位置情報 GPS
ハードウェア 動作電源 9-60 VDC / PD-PoE / Last Gasp
動作温度範囲 -30°C to +70°C
ソフトウェア OS Linux 3.1
ルーティング DHCP / ポートフォワーデング / DNS (Static / Dynamic) / NAT
VPN PPTP / L2TP / IPSec / GRE / Open VPN
工業用プロトコル Modbusマスタ

E228 の設定

E228 の機能設定は、Webユーザインターフェースから行う事が出来ます。 PC と E228 をLANケーブルで接続しブラウザを立ち上げ次の情報を入力することで、Webユーザインタフェースへログインし各種設定を行う事が出来ます。

URL: http://192.168.1.1
Username: admin
Password: admin

Login ボタン押下でログインします。

Log in

“Quick Setup”、”Status”、”System”、”Network”、”Service”、”Logout” のプルダウンメニューから設定する機能を選択し、設定を行います。

Configuration

モバイルネットワークとの接続

  1. “Network” > “Interface” のメニューを選択します。
  2. “CELLULAR” の “Edit” ボタンを押下します。
  3. SIM の情報に従って “APN” と “Username” と “Password” と “Authentication” の項目を入力します。
  4. “CID to use” の値を 5 から 1 に変更します。
  5. Save & Apply を押下します。

Cellular Configuration

Things Cloud 接続用ソフトウェアのインストール

E228 から Things Cloud へセンサーデータをアップロードするには、Modbus マスタと Things Cloud agent の2つのソフトウェアが必要となります。 これらのソフトウェアのインストールをご希望の場合は NTTコミュニケーションズ にご相談ください。 必要なソフトウェアがインストールされているかについては、以下の手順でご確認ください。

  1. “System” > “Software” のメニューを選択します。
  2. 画面下部の “Installed Packages” の中に modbus_master_web 3.2.0modbusmaster 3.2.5modbusmaster_cumulocity-agent 2.0.1 があることを確認してください。

Software Configuration

Modbus データ可視化設定

Modbus の設定は CSV 形式の設定ファイルに記述し、E228に読み込むことで行います。 設定ファイルは以下の3個の設定グループから構成されます。内容の詳細については NTTコミュニケーションズ にお問い合わせください。

① 外部サーバーの設定 データをアップロードする外部サーバーに関する設定項目 (IPアドレス / ユーザ名 / パスワード など)

② Modbus の設定 Modbus 機能、Modbus データのポーリング時間、アラート機能などに関する設定項目

③ 外部サーバーへのアップロードの設定 アップロードパラメータとアップロードのポーリング時間に関する設定項目

Modbus Configuration