アプリケーションの開発

Things Cloud はその汎用的な機能に加えて、どのような業種のIoTアプリケーションにも対応できるように設計されています。

このセクションでは、Things Cloud のアプリケーションに関する基本コンセプトを紹介します。

概要

Things Cloudのアプリケーションには、次の形態があります。

Web アプリケーションはHTML5の単一ページアプリケーションで、Things Cloud アプリメニューに表示され、Things Cloud上でホストされます。

アプリケーションは、「アプリケーション・キー」によって識別されます。アプリケーション・キーを使用することにより、Things Cloud はアプリケーションからのRESTリクエストを特定のアプリケーションに関連付けることができます。Things Cloud OpenAPI仕様内のApplication APIに関するセクションをご覧ください。

上位のテナント(マネジメントテナント)が持つ Things Cloud アプリケーションをサブテナントに登録することができます。これにより、基礎アプリケーションマーケットプレイスが提供されます。

Things Cloud Webアプリケーション

概要

Things CloudのWebアプリケーションは、以下の通りです。

テナントが登録したウェブアプリケーションはすべて、Things Cloudの右上にあるアプリケーションスイッチャに表示されるので、ユーザーはアプリケーション間を移動できます。それらは Things Cloud によってホストされており、アプリケーションは URL <テナント>.je1.thingscloud.ntt.com/apps/<アプリケーション> を介して利用可能になります。

App switcher

Things Cloud のユーザーインターフェース自体は、最新のHTML5 Web アプリケーションフレームワークであるAngularJSとBootstrapに基づいたフレームワークを中心に構築されています。開発者が Things Cloud ユーザーインターフェースで独自の構成を作成できるように、一連のプラグインを中心にモジュール方式で設計されています。プラグインの開発の詳細については、プラグイン用Web SDK をご覧ください。

Web アプリケーションのデプロイ

アプリケーションを利用可能にするためには、Things Cloud プラットフォーム上に展開する必要があります。

詳細に関してはユーザーガイド管理 > アプリケーションの管理をご覧ください。

備考
Web アプリケーションの場合、アプリケーションをサブスクライブしていなくても、所有者はアクティブの設定になります。

Web アプリケーションのホスト

Things Cloud 管理アプリケーションの エコシステム > アプリケーション > すべてのアプリケーション にあるアプリケーションマネージャーを使用することで、Things Cloud上で独自のHTML5とJavaScript Web アプリケーションをホストすることができます。

詳細はユーザーガイド管理 > アプリケーションの管理をご覧ください。

アプリケーションの登録

Things Cloud のアプリケーションコンセプトには、基礎アプリケーションマーケットプレイスが含まれています。

テナントは、上位のテナント (マネジメントテナント)が展開したアプリケーションを登録することができます。

サブテナントへのアクセス権の付与とアプリケーションへの登録は管理アプリケーションで行います。「ユーザーガイド」の管理 > テナントの管理 > アプリケーション をご覧ください。

テナントは、サブテナントにサブスクライブできる独自のアプリケーションを持つこともできます。 カスタムアプリケーションの追加の詳細については、ユーザーガイド管理 > アプリケーションの管理 > カスタムアプリケーション をご覧ください。

サービスについて

テナントは複数のアプリケーションを使用できますが、アプリケーションの機能を使用するには、テナントがそのアプリケーションをサブスクライブする必要があります。一例として、UIアプリケーションがテナントのマーケットプレイスにあっても、テナントがこのマイクロサービスアプリケーションを登録するまで、それを使用することはできません。

テナントに登録したアプリケーションのリストを表示するには、Things Cloud Rest API を使用して特定のテナント情報を取得してください。アプリケーションは、applicationsフラグメントの下に一覧表示されます。