データポイントライブラリ

データポイントライブラリは、データポイント プロパティのデフォルト値を持つデータポイントのコレクションを提供します。

必要条件

ロールとアクセス権限:

  • データポイントを追加する:「インベントリ」権限タイプの作成権限または管理者権限
  • データポイントを削除する:「インベントリ」権限タイプの管理者権限
  • データポイントを編集する:「インベントリ」権限タイプの管理者権限

データポイントプロパティは、文書作成アプリケーションにおける段落書式に似ています。各段落を個別に書式設定する必要はありません。代わりに、デフォルトの書式を定義して、文書内の段落に適用します。データポイント ライブラリは、データポイントに対して同じ機能を提供します。さまざまなデバイスからデータポイントへ容易に適用できる、多数のデフォルトのデータポイント テンプレートが提供されます。

コックピット アプリケーションは、どのようにデータポイント ライブラリを使用するのでしょう? 色またはラベルなど、データポイントについてのデフォルトの可視化を判断するため、Things Cloud プラットフォームはデータポイント ライブラリを検索し、一致するエントリを探します。データポイント ライブラリのフラグメントとシリーズの値が、メジャーメントと一致すると、エントリは「一致する」と見なされます。一致するエントリが見つかれば、該当するデータポイント プロパティがデフォルトの可視化に使用されます。

加えて、データポイント ライブラリのプロパティは、しきい値ビジネスルールにも使われます。データポイント ライブラリで構成設定された赤色と黄色の値は、アラームを発動するしきい値ルールによって使用されます。

データポイント ライブラリを開くには、ナビゲータの 構成 メニューで データポイント ライブラリ をクリックします。

データポイントライブラリ

利用可能なデータポイントのリストが開きます。データポイントごとに、次の情報がリストに表示されます。

  • データポイントの色とラベル
  • フラグメント名とシリーズ
  • メジャーメント単位
  • 値(最小値、最大値、赤(障害) / 黄(注意)の範囲)

データポイントをライブラリに追加する

  1. トップメニューバーで データポイントを追加 をクリックします。
  2. 次の情報を入力します。
フィールド 説明
データポイント表示の色
ラベル データポイントを識別するラベル
フラグメント フラグメントの名前
シリーズ シリーズの名前
単位 メジャーメントに使用する単位
ターゲット 目標値
最小 Y軸に表示される最小値
最大 Y軸に表示される最大値
注意範囲 黄色の範囲の最小値 / 最大値(マイナーアラーム)
障害範囲 赤色の範囲の最小値 / 最大値(クリティカルアラーム)
備考
「フラグメント」と「シリーズ」フィールドの横にあるボタンをクリックすると、データポイントセレクターを使って、既存のデータポイントからフラグメントとシリーズの値を選択できます。
  1. 保存をクリックして、データポイントをライブラリに追加します。

データポイントを編集する

リスト内のそれぞれのエントリをクリックするか、エントリの右側にあるメニューアイコン をクリックし、編集 をクリックします。

データポイントを削除する

エントリの右側にあるメニューアイコン をクリックし、削除をクリックします。